ホームページは、1994年、ティム・バーナーズ=リーのファイルの共有と、テッド・ネルソンのハイパーテキストで誕生した。そして、私たちがホームページを見るために使っているソフトウエアもしくはアプリをブラウザという。
老若男女、私たちは今、ホームページを見ない日はなのではないだろうか。パソコンのスイッチを入れて一番に使うのがブラウザではないだろうか、スマートフォンでもタブレットでもまたしかりであろう。ホームページのおかげで便利になったこともあれば、場合によっては不便になったこともある。でも間違いなくホームページは、私たちの生活に無くてはならないものとなっている。 ホームページを見るには、誰もがみな「ブラウザ」とよばれるソフトウエアもしくはアプリを使う。私たちは、ブラウザを通して、友だちとつながったり、ニュースを知ったり、これから行く場所をみつけたり、買い物をしたり、お金を払ったり、なんらかの情報を得たり、また発信したりして、いろんな意思決定をしている。
だから、私たちの生活の一部分は、ホームページと私たちの間を取り持つブラウザに支えられているとも言える。 スマートフォン(以下、スマホ)はブラウザがインストールされていることで、私たちの日常生活になくてはならないモノになったと言える。もし、スマホを忘れたり、無くしたら、世の中か遮断された思いになるのではないだろうか。こうしている間も、インターネット上のホームページでは、さまざまなやりとりが進行している。そして、ブラウザが今の世の中のいろんなことのやり方を変えていると言っても過言ではない。そして、そのことは、これからも進んで行く。
私たちがホームページを使えるようになったのは、デル、コンパック、ゲートウエイといったDOS/Vパソコン全盛期だったころ、1995年11月23日、Windows95が発売され、無料でインターネットエクスプローラーというブラウザが配布されたときだった。間違いなくこれがキッカケだった。そのとき、ビル・ゲイツ氏は「これからはブラウザの時代だ!〜」と言ったらしいが、そのとき、その意味を誰もわからなかった。
今、その「ブラウザの時代」が来ている。
いったいブラウザが何を変えたのか、これから何を変えるのか整理してみたい。ブラウザの時代の前はパソコンの時代。販売価格が20万円を切る先ほどのDOS/Vパソコンが出たことで、パソコンが一般化した。またたく間に、企業はパソコン一人一台化となり、パソコンが使えないと仕事が出来ないようになった。これがパソコンの時代だ。
パソコンの中には大容量のハードディスクが入っていて、その中にWindowsやMacといった基本ソフト(OS)は入っている。この状態でパソコンにスイッチを入れるとなんとか動く。でも仕事はできない。ワープロや表計算ソフトを入れてパソコンで仕事が出来るようになる。仕事のデータはパソコンの中に保存される。仕事のやり方が一人一人違うように、パソコンも個人専用にならざるを得ない。自分のパソコンが目の前にないと何も出来ない。だから、パソコンをよりコンパクトにして、カバンの中に入れて持ち運べるポータブルなものを選ぶようになる。
ブラウザの時代はというと、パソコンの上ではなく、ブラウザの上で仕事が出来るのでブラウザさえあればどんな機器でもよい。パソコンでも、スマホでもタブレットでもよい。データはインターネットの中に保存するようになるので自分専用のパソコンを持ち運ばなくでも、行った先で引き出せばいい。
ブラウザの時代はパソコンの時代と同じことでもやり方がずい分と違う。このやり方の違いに気づいて欲しい。もちろんコストもダウンしている。この違いに気づくと仕事をはじめ生活のあらゆるシーンが新しいやり方になる。いいでしょ〜、パソコンから解放され楽に、楽しくなる。 ブラウザ時代の3つのキーワードがある。それは、「マルチディバイス」「クラウド」「SNS」なのだ。
つづく (文責:中島正雄)
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