アマチュアからプロへのネゴシエーション

ラヂオの時間

『ラヂオの時間』を見て、プロとアマチュアの差を感じました。
この作品は、1997年に三谷幸喜さんの初監督映画です。

なぜか、今、日本のプロバスケットボールリーグ(Bリーグ)で話題になっている、高校生プレイヤーの活躍とダブりました。私は、試合を見ると高校生は100%でプレイしているのに対し、プロは60%くらいでプレイしていると感じます。それは、高校生は今まで、負ければ終わりという試合しかしてきていません。一方、1シーズン怪我をしないようにプレイをするというのがプロです。

仕事に対する姿勢や立場ですが、全力を出すのを100%としたら、プロは60%くらいで仕事をして、アマチュアは常に100%の力を出しているという違いを感じました。

仕事に対してプロは余力を持っているので、何かイレギュラーなことがあっても臨機応変に切り抜け仕事を終わらせる術を持っていると感じます。アマチュアは常に全力なので、何か想定外のことが起こると直ぐに対応する意思決定が遅い、もしくは出来ないで終わります。

アマチュアもプロ並みの技術をもっているけれど、メンタルの部分が違う。アマチュアからプロになるということは、そういうことなのかと考えさせられました。

『ラヂオの時間』は、三谷監督が脚本家になりたてのころの経験から生まれたエピソード作品とききます。アマチュアからプロになるときのネゴシエーションがある。

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