ホームページは面白い。見るのも、作るのも面白い。
私たちがホームページを利活用できるようになって15年(日本では1998年から)になる。ホームページはその間、ブログやSNSなどの新Webサービスのが登場する度にユーザーも増え、自然とその使い方も、使われ方も変化して来た。そして、今またホームページに変化が起こっている。ユーザーはホームページを見るためにパソコンの前には座らない、ポケットからスマートフォンを取り出しホームページを見る。友だちが何をしているか、待ち合わせの場所の地図、目的地までの電車の乗り継ぎ、飛行機のチケットを買ったり、レストランの予約、今日の晩ご飯は何にしようかレシピを調べるなど、みんなホームページを使う。それもパソコンではない、ポケットの中にあるディバイスを使って行う。
「パソコンでなく、スマホから、本当だろうか?」そんなとき「ホームページがどんなディバイスで見られているか」ということがわかるのだ。それをアクセス解析と呼ぶ。ホームページのアクセス解析が出来るようにするには、Google社が提供する「Googleアナリティクス」を使うのが一番いい。無料で使えるし、解析の精度も抜群である。またよく機能拡張もする。Googleアナリティクスが提供する「トラッキングコード」という5行くらいのプログラムを解析したいページに埋め込むだけで、次の日から前日のアクセス状況のレポートを見ることができる。
ホームページが面白いのは、反応があるか無いかわかるところにある。新しいページを作って公開して反応はどうか。目立つようにカラフルなボタンを配置してからユーザーの導線は変わったか。ホームページは、このようなことが次の日にわかる。面白い。反応があればやり甲斐も出てくる。反応がないということもある。これを知るのも重要なことだと思う。そのことがわかったら、何か手が打てそうだからね。
ということで、今注目しているのはユーザーはどんなディバイスでホームページにアクセスしに来ているか。効果測定というのはユーザーを知ることではないだろうか。ユーザー、つまりお客さまのことがわかれば、面白いホームページが作れそうでしょ。ホームページは人と人とをつなぐメディアだから面白く作りたい!
(文責:中島正雄)
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