ホームページはお客さまが最初に見る会社の顔である。よって、会社の第一印象はホームページはトップページで決まることが多い。決まるというのはホームページ支店に来たお客さまが、サッと帰ってしまうか、それとも奥まで行って見てくれるかのこと。実際の店舗でも入りにくいお店もあれば、入りやすいお店もある、それと同じだろう。お店側としては、お客さまに奥まで入ってもらい、色々見て欲しい。
ここから先のことは私(中島)の経験から感じていることで、なんの科学的な根拠も裏付けもありません。
ホームページに来たお客さまが奥まで入ってくれたか、サッと帰ってしまったかを調べることができる。ホームページは効果測定ができる自社メディアなのだ。このメディアを営業活動に、販促に、顧客サポートに使わない手はない。つまり、ホームページは経営川上からか川下まで利活用できる自社メディアなのだ。インターネット店に来てサッと帰ってしまったお客さまは、直帰率という指数で調べることが出来る。直帰率は33%以下だと合格で、数値が高ければ高いほど、せっかくのお客さまを帰してしまっている。
せっかく来てくれたお客さまを帰さないために、トップページには工夫を凝らす。そこで、私の経験から得た黄金律がある。それは「男は数字が好きで、女は写真が好き」、これをトップページに施す。
男は数字が好き。
いろんな種類の情報が一面に配置されているメディアを見たとき、男は数字に先に目が行く。それは、日付だったり、何かをカウントしている回数、成分表示の数値だったり、カウントダウンだったり、とにかく男は数字が好き。特に表の中にある数字は目を引くようだ。ページの中の決まった位置に配置してある数字は目立つし、よく見ている。その数値が日々変われば訪問者の心をつかむことができる。
それを利用して、トップページには何か変わる数字の情報を配置するのがいい。そうすると男性客は反応する。それをアクセス解析の直帰率の変化を調べ検証する。
女は写真が好き。
まず文字だけのページは直ぐに帰える確率が高い。そこに写真があれば、少し見る気を引き出すことができる。その写真がプロカメラマンが撮ったような綺麗なものや、構図のいい写真だと、その先のページに進んくれる確率は高い。見るたびに写真が変わっている(更新されていると)とそのページを定期的に訪れてくれるようになるのではないだろうか。
お客さまを直ぐに帰らせない作戦
私には、トップページ来たお客さまを直ぐに帰らせないためにとる作戦がある。それは、トップページに「目のある写真やキャラクターを置く」のだ。訪問者と目が合えば直ぐには帰れないという作戦である。まあまあ効果はある。
Facebookでも同じようなことがいえる。投稿する記事が文字だけより、写真と文字の方が「いいね」の数が断然多い。写真も綺麗に撮れている写真に「いいね」が多い。「いいね」の数はわかるようになっていて、「いいね」数が多い記事はさらに「いいね」が増える。Facebookも上手く数字を使っている。
いかがでしょうか、このようなことがわかるとホームページを更新するのが面白くなってくるよねっ!
(文責:中島正雄)
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