R70の復活!

iPadを小脇にはさみ現場に立つ姿は精悍だった。かつてはバリバリだったことを思わせる70前後のビジネスマンは、休日を一日使ってのiPad教室、時間にして6時間、わりとスパルタで使い方を教わり、次の日からiPadを現場で使えるようになった。説明書もマニュアルもない。

現場の写真を撮り、その場で写真をクラウドにアップロードして会社で共有。現場でiPadを使い自分で写真入りの作業報告書を作りお客さまと会社にメールで送信ができる。こうなると仕事のやり方が今までとは変わる。

iPadは写真がキレイに撮れるから、現場で起こった問題の箇所をiPadで写真を撮り直ぐに業者や設計担当者にメールで送り解決できた。携帯電話では現場の様子が見えないからこうはいかない。やっぱり写真の持つ情報力は大きい。そこに来て現場から直送だから早い。時間の付加価値が上がった。

メールも携帯電話からのものとは違い、操作がしやすいので長文の丁寧な文章のメールが出来るようになった。丁寧なメールはお客さまからの信頼度が以前よりもアップした。今までやっていたことが道具で変わっていった。

R70といえば、20年前、1995年前後のDOS/Vパソコンブームのころ、パソコン一人一台!何でもパソコンで!、企業に一気にパソコンが導入され、報告連絡、相談に電子メールを使い始めたころ50歳前後の方たちだ。パソコンには落ちこぼれたかもしれなかったが、iPadは大丈夫だった。

先輩たちのiPadの中を覗かせていただくと、なかなかすごい。まずキレイ。無駄なアイコンやファイルがない。写真を見せてもらうと、これまたキレイ。写真は全てピントが合っていて、写真の構図もいい。iPadの中を見ていて適当という感じではなかった。ピッシと引き締まっている感じがした。もうiPadが仕事の道具以上に職人の道具になっていた。そして、私がR70のiPadを見ていると、「この現場はね〜」とプレゼンがはじまった。R70がiPadで復活したのを見た。(つづく)

iPadで仕事をこなすR70

iPadで仕事をこなすR70

文責:中島正雄