iPad導入は一気に三台

iPadで仕事のやり方が変わってきています。それはiPadがいつでもどこでもインターネットにつながっているからです。私がお手伝いさせていただいたてiPadで劇的に仕事のやり方が変わり、ニコニコしながら仕事が出来るようになった事例のお話しです。

その会社は、東京都千代田区、JR飯田橋駅から早稲田通りを靖國神社に向かって歩いて2分のところにある。仕事はマンション専門のリフォーム会社。創業18年。社長は私に「昼になっても営業マンが会社の中にいて、出て行かない」と相談があった。営業マンが出て行かない理由を調べてみると、前日の現場からの報告書を作りお客さまと会社に報告する作業のため、外に出ることが出来ないでいた。仕事をしていないわけではなかった。でも本来営業マンがするべき仕事が出来ていなかった。

営業マンが外が明るい時間に会社でパソコンに向かってやっていることは、現場監督がデジタルカメラで撮った工事現場の写真をパソコンに取り込み、会社のサーバーの決められた場所に保存して、沢山ある写真の中から報告書に使えそうな写真を選び、今度は報告書はエクセルで作るから、エクセル用に写真のサイズを調整して、エクセルに写真を貼り付けて報告書を作る。作った報告書をお客さまと上司にメールで送る。この作業を営業マン一人が数件かかえている状況だった。意外に他人が撮った写真を選ぶのは時間がかかる。お客さまに報告するのだから写真の色や明るさも調整するときもあるだろう。毎日同じ作業のルーチンであるが、自動化も出来ず、私が考えても午前中は外にでれないだろう。

私はいつものように、社長にiPadを見せびらかせていると、社長が「それ、何!」と。私は、iPadはこんな簡単にメールもできればホームページも見れる、写真も動画もキレイに撮れてしかもメールで直ぐに送れることを見せつけると、社長は「オレも買う」と即決した。そして、社長とリーダー二人にiPadを持たせ、三人で2ヶ月、iPadを仕事に使えるか探った。(つづく)

iPad教室の一番始めは写真を撮るからはじます。

iPad教室の一番始めは写真を撮るからはじます。

文責:中島正雄